迷惑ワンクリック詐欺について

迷惑メール

ワンクリック詐欺とは、迷惑メールやインターネットでURLに誘導し、特定のサイトにアクセスした時点で一方的に契約が成立したように装い、金銭を請求する詐欺手法のひとつじゃ。利用者の不安感を煽り、当人に非があるかのような口実をつけて脅迫し、支払いを促す悪質な手口じゃぞ。被害にあわないよう、十分な知識を身につけるのじゃぞ。

ワンクリック詐欺とは

ワンクリック詐欺が急激に増加した当初は、携帯メールなどで本文にURLを記載したメールを送り、そのURLにアクセスした瞬間に「会員登録ありがとうございます」などのメッセージを表示するもので、文字通り、1回(ワン)のクリックで契約したかのように騙すものでしたが、最近では、事前に説明不十分な確認画面を表示するツークリック、スリークリックといったものも多く存在します。尚、クリックまでの段階に限らず、一方的に不正に契約を成立させようとする行為を総称してワンクリック詐欺と言う場合もあります。

このように利用者側の意思確認が不十分なまま一方的に不正な契約をしようとすることについては、法律で無効とされている為、実際に契約が成立していなことと同じであることが大部分です。契約無効であれば、架空請求と同じことですが、閲覧者側に「自分が操作した」という自覚を持たせて、料金を支払わせようとするのがワンクリック詐欺の手口と言えます。また、悪質業者側も閲覧者の意思であるという言い逃れを狙っているともいえるでしょう。

こういった手法での契約成立は「特定商取引法」「電子消費者契約法」等により無効となります。悪徳業者はいかにも自分達が法に則っているかのような言葉を使いますが、冷静に考えればこのような手法が法律で許される訳が無いことに気づくかと思います。従って、悪質な業者と連絡を取ったり、支払いに応じたりしては絶対にいけません。

ワンクリック詐欺の例

ワンクリック詐欺の手法として共通することは、契約の明示が無く一方的であること、極めて短時間に高額な請求を支払わせようとすること、あたかも個人を特定している(特定できる)かのような言い回しをし、脅迫的な文言で請求を行なうことです。

ワンクリック詐欺

こういった契約はすべて無効であり、大抵の場合、相手業者は個人情報を特定している、特定できる状態にはありません。逆に相手業者には刑法第249条、および第250条の恐喝罪、恐喝未遂が適用される場合も考えられます。

脅しに屈してはいけない

ワンクリック詐欺業者に多い手法として、個人情報を取得できるかのような文言を使い、閲覧者を脅す行為があります。例えば以下のような情報を提示してくることがあります。

携帯電話の場合
個体識別番号
GPSの位置情報(簡易的なもの)
携帯電話のキャリア名(au、docomoなど)
携帯電話の機種名
メールアドレス(迷惑メールのURLからクリックした場合)
パソコンの場合
IPアドレス
プロバイダ名
使用OS
使用ブラウザ情報
メールアドレス(迷惑メールのURLからクリックした場合)

このような情報を提示し、個人を特定しているかのような脅迫文を提示しますが、そこで焦ってはいけません。このような情報はアクセスログと呼ばれるもので、ホームページの閲覧の際に各サイトへ常に提示されているもので、ホームページの管理者であれば個人でも企業でも誰でも取得できるような情報です。おそらくパソコンを使い慣れているような人であればすぐに見破れるでしょう。

さらに悪質業者では、この情報からプロバイダや携帯キャリアに問い合わせ、「契約時の個人情報を開示してもらう」ということを言うかもしれませんが、それも不可能です。プロバイダが持つ個人情報は厳重なもので、一企業が簡単に開示を求められるものではありません。

ウイルス対策は完全に

ワンクリックサイトの中には、ウイルスや悪意のあるプログラムをインストールさせるサイトも存在します。このプログラムが入ってしまうと厄介です。最悪の場合は、パソコンの中を探られて本当に個人情報が抜き取られてしまうかも知れません。

従って、アンチウイルスソフトは必ずパソコンに入れておきましょう。さらに、信頼できない不審なプログラムはインストールしない、ということを心がけてください。「サービスを受けるのに必要なプログラム・・・」などの謳い文句でインストールをさせようと狙われています。

ワンクリック詐欺に合わない為に

第一に、迷惑メールのURLをクリックしないことが重要です。また、インターネットの中にも巡回していてワンクリックサイトを辿ってしまうことがあります。興味本位や不用意に、信頼できないURLをむやみにクリックしないことが重要です。これは迷惑メールやワンクリック詐欺に限らず、インターネットを使用する上での基本のマナーとなるでしょう。

クリックしてしまったら

通常のワンクリック詐欺、つまり、一方的に契約成立を申し立ててきたものであれば、相手の言うサービスは受けずに、基本的に無視をして構いません。そもそも契約無効なので、解約などの手続きも必要ありません。解約などで連絡を求めるのは、相手の誘導なので乗ってはいけません。

ウイルスがインストールされたなら直ちに駆除し、自己解決が無理だと感じるならPCに詳しい人や機関の支持を仰ぐのがよいです。そのまま放置すると、さらなる被害の拡大を引き起こします。

万一、相手の誘導で振込みをしてしまったのなら、すぐにお近くの警察機関に相談してください。

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